日誌

2020年8月の記事一覧

始業式校長より(骨子)

●「自分のため、そして大切な家族のために、感染症予防に努め、健康に充分に注意し、病気やケガ・交通事故などに合わない、「命を大切に」「ルールを守る」「時間を守る」ことについて。

 2学期もしっかり感染予防に努めてください。もし感染者が出たとしても極力濃厚接触にならないように「新しい生活様式」を皆で守ることです。

●「今一度、災害に苦しんでいる同世代の人がいるということを深く考え、今の自分をしっかり見つめ、明日からの夏休みを過ごすこと。」について。

 今年の2学期はいつもより早く始まり遅く終わり少し長いです。そして残念ながら行事の多い学期ですが、文化祭、延期した体育祭なども中止になった異例の2学期です。ですからなおさら「夏休み中に考えていた事、進路や部活のことなど」、しっかり計画を立てて欲しいと思います。長いといっても君達の青春という時間軸では「あっと」いう間に時間は過ぎていきます。油断なく過ごすためにも計画「Plan」そして実行「Do」が大切です。その先できれば確認、評価「Check」、企業などでは評価と見通し「See」と言ったりしますが、ここまでできればと素晴らしいと思います。今日からの二学期、Planを立て、それをDoに移してください。

●9月1日「防災の日」について。

 「関東大震災」、1923年9月1日11:58に、神奈川県相模湾沖マグニチュード7.9、死者約10万5千人です。ちなみに「東日本大震災」、約1万6000人、行方不明、約2,500人でした。関東大震災がいかに甚大な被害だったか想像がつくかと思います。

 本校でも本日の避難訓練、今後、防火防災訓練が予定されていますが、昨年、消防署の方からの講評で記憶に残る言葉があります。「皆さんは、今日は避難する立場で参加したと思いますが、もうすぐで避難させる側になります」と話されていました。私自信も防災教育において、考え方を変えなければと思いました。皆さんに「避難させる側」としての意識を持たせないといけないと反省をしています。いつ起こるか分からない大地震などに備え、一人一人が日頃から災害に対する心構えと、発生した時の冷静な判断、防災行動、将来は「誘導、助ける側」としての知識を身につけなければなりません。「自助」と「共助」、つまり「自らの命は自らが守る」というのが自助の原則。「自分達の社会は、自分達で守る」という「共助」の原則を徹底することが重要です。万一の災害に備えて、あらためて「避難、誘導する側の」意識を高めて下さい。

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