日誌

2020年3月の記事一覧

在校生へ

在校生へ

・3月24日(火)本来であれば、1・2年生が揃い体育館にて修了式が行われる予定でしたが、新型コロナウィルス

 感染症の対応のために残念ながら実施が叶いませんでした。今回の感染症については、亡くなられた方もおり、謹ん

 で哀悼の意を表するとともに、感染された方々に心からお見舞い申し上げます。そして早く収束することを皆さんと

 願うばかりです。

・まずは、3月10日(火)の卒業式が卒業生と教職員のみで、無事に終了したことを報告いたします。皆さんは、生

 徒会や部活動でお世話になった先輩方に感謝の気持ちを伝えたかったのではないでしょうか。是非、OB/OG会など

 があればその時にお礼を述べてもらいたいと思います。そして、特にお世話になった先輩がいたならば、SNS等では

 なく「手紙」を書いてみてはいかがでしょうか。今、皆さんは時間があると思います。今までの思い出や、お礼、今

 だから言えることなど、受け取った方はとても喜ばれると思います。手紙を送った自分自身も、相手の気持ちを考え

 ると、とても幸せな気持ちになれるのではないかと思います。こんな時だからこそ、今だからこそ、お互いが嬉しく

 なるほっこりすることをしてみてください。

・さて、今年度一年間ありがとうございました。卒業生と在校生の日々の取り組みのお陰で、令和元年度が無事終了す

 ることができました。年度初めの始業式で、一番にお願いしたことは、「健康で明るく元気よく学校生活を送る」こ

 とを話しました。実は今年に入り東部地区では高校生が自転車事故により2名の尊い命が失われています。とても残

 念なことです。また、本校では生徒のほとんどが自転車通学者です。今年度、本校において2学期に入り交通事故件

 数が多くなりました。幸い大きな交通事故は起きてはいませんが、皆さんの学校生活の中で一番心配していることで

 す。「命を守る」自分自身で守ることです。これは次年度も強くお願いしたいと思います。

・最後に、この春休み中は、時間を有効に生かし、一年間の自己反省を十分にするとともに、来年度に向けて、しっか

 りと目標を定め、準備を始めて欲しいと思います。そして今年は長い休みが続いていますので、自学と運動、そして

 御家族との時間を大切にしてください。よい一年は、よい一日の積み重ねです。「時間を大切に」過ごしてくださ

 い。

・令和2年度に向けて頑張ろう!

 

0

第35回卒業式 式辞

・本日ここに、第35回卒業証書授与式が挙行できますことを、私ども教職員、ま

 た在校生にとりましても、たいへん嬉しく思います。

・ただ今、卒業証書を授与しました 239 名の皆さん、卒業おめでとうござい

 ます。今日を迎えられたことに敬意を表し、心よりお祝い申し上げます。

・卒業生の皆さんは、とりわけ令和初めての、節目の卒業生となるわけです。本来

 であれば、多くの皆様が、本日の卒業をこの場で、祝福をしたかったと思います

 が、異例の卒業式となりました。ご容赦願います。今回の感染症については、亡

 くなられた方もおり、謹んで哀悼の意を表するとともに、感染された方々に心か

 らお見舞い申し上げます。そして早く収束することを皆さんと願うばかりです。 

・卒業生の皆さんに激励を込めて、一つだけ話をしたいと思います。それは、PTA

 広報誌の「みのり」に書かせていただいた言葉についてです。埼玉県の偉人であ

 る渋沢栄一氏の言葉です。渋沢氏については、今後2024年に1万円札が作り

 替えられるのに伴い、現在の一万円札の顔である福沢諭吉氏から、渋沢栄一氏に

 変わります。渋沢氏は、埼玉県深谷市の出身で日本の資本主義の父といわれ、明

 治から昭和にかけて何百という会社を設立し日本の近代化に貢献した偉大な方で

 す。渋沢氏の言葉のなかに、「夢なき者は理想なし。理想なき者は信念なし。信念

 なき者は計画なし。計画なき者は実行なし。実行なき者は成果なし。成果なき者 

 は幸福なし。ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず。」とあります。

・簡単に言いかえると、「誰しも人生において、どんな小さくてもいいから夢を持つ

 べきである。夢があれば、それを実現しようと頑張れる。」ということです。これ

 からら就職する人たちは、旅行に行きたい、自立したい、進学する皆さんは、ど

 んな仕事につくか夢があり、さらに卒業生の皆さんが自分の家庭を持つようにな

 れば、自分のこと以外にも「家族の夢」も大切にするようになります。人は成長

 するにつれ、必ず個人的な夢よりも「周りの人の夢」を大切にするようになりま

 す。それは自分だけの夢より満足感があったり達成感が大きくなるからです。「自

 分だけの夢」から「家族の夢」、そして「世の中の人の夢」のためにと徐々に大き

 くなれば、人生がもっと面白く幸せになることでしょう。「夢の実現は、たとえ小

 さくても夢を持つことから始まります。」

・「夢なき者は理想なし。理想なき者は信念なし。信念なき者は計画なし。計画なき

 者は実行なし。実行なき者は成果なし。成果なき者は幸福なし。ゆえに幸福を求

 むる者は夢をもつ。」、「夢をもつ」です。

・最後に、卒業生の皆さん、草加西高校の卒業生であることを誇りを胸に、これか

 らの人生ひるむことなく、本校の校訓「正々堂々」を心に刻み、一歩一歩進んで

 いただきたいと思います。

 前途洋々たる皆さんの門出を心から祝福し、応援いたします。

 頑張れ

     令和2年3月10日      埼玉県立草加西高等学校長 関 正一

0