始業式校長より(骨子)
・今日は、学期の初め、新しい年の初めです。年初めですので「一年の計は元旦にあり」とか「初心忘るべからず」などの「ことわざに」あるように、一年の目標や夢の実現といった気持ちを持つことが大切です。
・今日は、好きな言葉を紹介します。「続けることは難しいが、続けたことが必ず自信につながる。」です。クラスや部活動で生徒達に使っていた言葉です。特に私の指導していたのはバスケットボールで、バスケットボールは「Habits Sports」と言われ「習慣、繰り返しの練習で成り立っている競技」です。部活動や勉強、そして人生にもつながると思っています。まずは、「やるべきことを習慣化(Habitution)すること」習慣化されることで苦にならなくなります。やるべきことを日々のルーティン(毎日必ずやること)の中に入れる。私なら仕事が終わり週に3日~4日、家に帰る時間により違いますが8㎞走ることは習慣化されていて、すでに苦にはなりません。逆に走らない方が一週間悔いが残ります。
・皆さんなら、早寝早起きなどの規則正しい生活、毎日決まった時間に勉強をする、習慣として生活の中に取り込んでしまう。「私たちの人生の40%は習慣が占める」と言われています。言い換えると、「私たちの生活は習慣の集まり」です。いかによい習慣を身に付けるかで、人生が大きく変わるかもしれません。よい習慣も一人でやるのではなく、家族や友人、チーム等でお互い励まし合いながら続けることも良いと思います。
・「初めは人が習慣を作り、それから習慣が人を作る。」イギリスの詩人ジョン・ドライデンの言葉です。初めは、小さなことから、「小さな意志、小さな決意」から自分の成功体験を積み重ねていくことが大切だと言っています。次に「強い意志、強い決意」を必要とするものへとチャレンジします。でも一旦習慣化すれば強い意志は必要がなくなります。
・皆さんの中では、「何か始めても三日坊主、続けることが苦手。」、「いつもダラダラして不規則な生活を送っている。」、「身体に悪いと知りながら、悪い習慣を止められない。」などいるかもしれません。是非、小さなことから習慣化してみてください。
・年末年始も、新型コロンウィルス感染症の関係で、心や体がどうしても内向きに、沈み気味になりがっちだったと思いますので、是非、少し先、コロナが収束してからやりたいことなどを考えてほしいと思います。
「過去は私たちの頭の中にあります。未来は私たちの手の中にあります」過去は思い出にしか過ぎません。今の自分が今を変え、今後の自分を作ります。私たちは過去を変えることはできません。私たちが未来の私たちを作るのです。
自分が未来の自分を作るのです。
2021オリンピックイヤーです。素晴らしい感動があるかもしれません。明るいこと、ポジティブなことを考えてください。少し先の自分を想像してみてください。