【陸上競技部】試行錯誤と自己分析
~前回の続き~
さて、運動の実施について語ることにしよう。
コロナ期間ということもあり、
『在宅でできること』・『感染リスクが低いこと』
を中心に考えることにした。
大きく分けて2種類。『有酸素運動』と『無酸素運動』
の実施について行った。
『有酸素運動』は毎朝の自転車通勤を基本として
以下の項目に取り組んでみた。
①2時間ほど近所をウォーキング(腕振り・かかと接地を意識)
②1時間ほどのゆっくりジョギング(1キロ8分~7分ペース)
③30分ほどの早めのジョギング(1キロ6分~5分ペース)
④20mシャトルラン
感染リスクを下げるため基本的には夜間に行った。
結果的に言うと、④は続かない。ダイエットとしては不向きだ。
取り組みやすく、持続できるのは間違いなく①のウォーキングだった。
しかし、これについては即効性(減量という意味で)があまりない。
体脂肪率が極端に下がるなど、筋肉量が増えている気配もなかった。
逆に、持続はしにくいが即効性があり、筋肉量が増えていたのが③
終わると同時に大量の汗とが噴き出てきた。前日食べ過ぎた時などの朝は
こうした運動がよいのかもしれない。ランニング後の爽快感も良かった。
『無酸素運動』は自宅での自重トレーニングを基本として
以下の項目に取り組んでみた。
①アプリを使用したトレーニング
②昔、流行ったビ〇―ズ・ブートキャンプ
③HIIT(タバタトレーニング)
④60m坂ダッシュ
結論から言うと、どれも効果的だった。
特に③はたった4分間(20秒全力で動き10秒休む×8)で高い効果が得られた。
内容もある程度変更しやすいため飽きはあまりない。
ただし、これをやるのはある程度の覚悟のようなものが必要になる。
体力的にも精神的にもかなり追い込まれるトレーニングだ。
①はアプリで15分~25分間、次々と運動を紹介してくるものだ。
運動のレパートリーが豊富なため飽きることはない。
ある程度、鍛える部位を絞ったトレーニングの為、
日々ローテーションができて便利だった。ただし、負荷は甘い。
②は知っている人も多いかも知れないが、全力で行うとハードな運動だ。
ただ、軽快なリズムとアメリカンなテンションで行うため、
キツイダンスのような感じであまり苦痛ではなかった
④はただの私の趣味。夜中(感染対策で)草加公園の入り口の大きな坂をダッシュした。
私や陸上競技をしている人は良いかもしれないが、一般の方はあまりお勧めしない。
さて、『食事』と『有酸素運動』と『無酸素運動』を比較すると、
体重や体脂肪率として表れやすいのは『食事』と『有酸素運動』で
筋肉質な体を作ったり、体のラインを生み出すのは『無酸素運動』だった。
(※私の体の場合です。大きな個人差があります。)
持続させるという意味でも、これらを組み合わせて
効果を検討する作業に入った。組み合わせ次第では
かなりのダイエット効果が出てきた。
楽しかった。
なぜなら、数字と鏡の自分がみるみる変わっていく。
ダイエットが楽しくなってきたところで、
実はあっという間に第一の目標、マイナス10㎏である75㎏に到達した。
この時点で5月10日。約2か月間の話である。
~続く~