【陸上競技部】JOC 第19回U18陸上競技大会
10月17日(金)にジュニアオリンピックU18陸上競技大会が三重県の三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場にて行われました。
この大会は標準記録をメイン種目とサブ種目の2種目突破し、さらにその突破者の中から全国ランキング上位40名しか選ばれないハイレベルな大会です。
本校からは3年加藤颯太がランキング4位で選ばれ、出場をしてきました。
結果は 予選3組2位 37.80(B決勝進出)
B決勝7位 41.46でした。
予選1位~8位までがA決勝に、9位~16位までがB決勝へと進出することができます。
国スポに引き続きの連戦で怪我もあり、目標としていた優勝・入賞することはできませんでした。また、B決勝ではハードルにあたってしまい、思うような走りをすることができませんでした。
加藤はこれで一区切りとなります。ラストの大きな舞台でした。結果は悔しいですが、ここまでのケガの状態や連戦の状況でよく37秒台まで戻し、B決勝を走り抜いたと思います。思うような結果でなくても、決勝に行く前の背中やハイタッチ、最後のレースはやはり感じるものがあり、感慨深いものがありました。
4月からの半年間全力で駆け抜け、たくさんの歴史を草加西陸上部に残してくれました。
ここまでの話しを少しすると、加藤の大躍進は2年生の新人戦県大会決勝から始まりました。準決勝でかなりの好タイムを出し、優勝・合わせて関東新人がほぼ確実の状態で挑んだ決勝で最後のハードルでバランスを崩し6位となりました。つかめそうだった晴れ舞台を逃し、悔しさで涙をこらえることができませんでした。ここから、「来年の春は絶対関東に行くこと!」を目標に冬季練習を全力で頑張りました。学校練習でも+1本で追い込み、家に帰っても自主練を重ね、苦しい時も辛い時も乗り越え、誰にも負けない強靭な体力・走りを作り上げていきました。4月からの大会は、順当に勝ち進み、いよいよ決戦の県大会。準決勝でまたまたかなりの好タイムで1位通過で決勝に進みました。加藤とこれは新人戦と同じ状況だから気負わず今の全力を出し切って、走り抜こう!絶対関東行こう!そんな話をして送り出しました。そんな決勝で、見事「優勝」を果たし、悲願の関東大会を勝ち取りました。まさか、優勝でゴールしてくれるとは、そして2位と圧倒的な差をつけ好タイムで走るとは思いませんでした。あの決勝のレースとゴール後の嬉しそうな加藤の笑顔は一生忘れません。加藤が一番嬉しかったんだろうけど、それに負けないくらい私自身が嬉しさのボルテージがMAXでした。(笑)草加西高校という名を全く知らない人たちが多い中で、加藤の優勝は「草加西高校」の名を多くの人に知ってもらうきっかけとなりました。
次の目標はインターハイ出場を目指して、挑む関東大会。少し股関節に違和感を持ちながら臨んだ大会で、予選でぎりぎり7位通過。6位までがインターハイ、そして資格記録1位通過の実力がある中で実力が発揮できない状況に、予選後不安そうな加藤がいました。それでも、気持ちをしっかり切り替えてなんとしてでも6位に入り、全国の舞台に行くことを誓って走った決勝レース。見事、6位に入り込みインターハイという高校最高峰の舞台を勝ち取りました。これも本当に快挙でした。優勝をねらえたところから言えば悔しさが残りますが、初の上位大会で慣れない中、大きな緊張の中よく勝ち抜き、やりきりました。
ここから、インターハイでもう一度52秒をだし、国スポの埼玉県代表として300mHに選ばれ、U-18にも出場し激動の半年間の幕は閉じました。
加藤が残してくれたたくさんの財産を今度は次の代がしっかり受け継いでおり、東部地区男子総合で8位入賞や関東新人に出場できたり、さらにパワーアップした草加西陸上競技部に向けて新体制が走り出しています。インターハイという全国の舞台も程遠いものではなく、努力し続ければ掴みとることができるものだと、加藤が身をもって証明してくれたことで後輩たちに勇気と希望、もっと頑張ろうというモチベーションを与えてくれました。
この半年で4つの大きな大会に出場できたことは彼の努力と魂の走りが導いたものです。私自身、高校時代に夢見たインターハイはひたすら練習しても手の届くものではありませんでした。だからこそ、加藤がつかんだインターハイのすごさは十分分かるし、羨ましく思う気持ちとともに、監督としてここまでたくさんの大会に連れてきてくれたこと。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。監督にしてはきっと頼りないこともあったろうけど、たくさん話して向き合ってきた時間は最高の思い出です。3年間一緒に駆け抜けてこれて本当に良かった!ありがとう!!!私自身も学んでたくさん成長した半年間でした。
草加西陸上競技部で学んだことを胸にこれからも加藤は進化し、大学でさらに強くなって駆け抜けてくれることと思います。半年間たくさんの応援ありがとうございました!
これからも加藤への応援の方、よろしくお願いいたします!
※投稿遅れました…。
(文:齊藤 静花)